ジムの衛生管理
スポーツジムは、感染リスクが高い環境だといえます。密閉された空間でマスクをせずにトレーニングをすることから、感染が拡大してしまったケースもあるでしょう。
ここでは、ジムの衛生管理について紹介します。感染リスクを低減させるために、ぜひ参考にしてください。
空気清浄機の導入が増えている
近年では、空気清浄機を導入するジムが増えているようです。ジムでは複数の人が同時にトレーニングを行っています。トレーニング中は通常の呼吸よりも深い呼吸になるため、ジム内の空気環境が気になる人も多いでしょう。
また、トレーニング中はマスクを外すことが多く、空気環境が悪いと感染症のリスクが高まることも。そこで空気環境を改善するため、空気清浄機を導入するケースが増えているのだそうです。
ジムの感染対策
トレーニング中は呼吸が荒くなり、飛沫が浮遊しやすい状態です。そのため、定期的な消毒や換気などを行い、感染リスクを低減させることが大切です。
検温
感染リスクを低減させるためには、発熱者にはトレーニングを控えてもらうことが大切です。ジムに入場する前に検温を行い、発熱がないかチェックしてもらいましょう。
検温には非接触型の体温計を使用すれば、体温計を介した二次感染を防げます。
消毒や抗菌素材の使用
ジム内での感染を防ぐために、設備や器具の定期的な消毒作業を実施しましょう。また、高頻度で人が触れる箇所には、抗菌素材を用いたり、抗菌コーティングを行うのがおすすめです。
さらに、入場前に手指のアルコール消毒を行えば、感染リスクを大きく低減させることができるでしょう。
換気
感染を引き起こす病原体は、ジム内の空気中を浮遊します。密閉された空間では、感染リスクが高まってしまうでしょう。そのため、良好な換気を確保することが大切です。窓や扇風機、空調システムなどを活用し、新鮮な空気を室内へ供給できるようにしましょう。
パーテーションの使用
感染リスクを低減させるためには、ソーシャルディスタンスの実践も重要なポイント。トレーニングエリアにパーテーションなどを設けて、顧客同士の距離を確保しましょう。
マスク着用
ジムのスタッフは、マスクを常に着用しましょう。トレーニング中の顧客がマスクを着用することは難しいものの、スタッフがマスクを着用していれば顧客との感染リスクを低減できます。
抗菌コーティングもおすすめ
ジムでは、密閉空間で飛沫が生じることもあります。そのため定期的な消毒や換気が必須ですが、「ジム内すべてを消毒するのは難しい」というケースも多いでしょう。
そこで、抗菌コーティングを行うことをおすすめします。抗菌コーティングとは、コーティングした箇所の細菌の増殖を防ぐ技術であり、消毒作業の手間を減らすことが可能。1度抗菌コーティングを行えば、長期間に渡って抗菌効果を発揮してくれます。
おすすめ
抗菌コーティング会社3選
ここでは抗菌コーティングの施工業者の中で、特におすすめしたい企業を3社紹介します。
それぞれの抗菌コーティングや施工方法に違いがあるので、自社に適した企業を選んでくださいね。
学校、オフィス
などの抗菌に

引用元:デルフィーノ公式HP
https://delfinocare.co.jp/
- 施工方法
- 噴霧装置による施工
- 専用噴射剤により広範囲をカバーできるため、比較的広い公共施設におすすめ
- 高さのある壁面から触れるものまでムラなく抗菌したい
エリア | 全国 |
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施工時間 | 約2時間で300平米を施工 |
対応時間 | 24時間365日 |
直後使用 | 可 |
などの抗菌に

引用元:ナノゾーン公式HP
https://nanozone.jp/
- 施工方法
- 人による施工
- 養生工事が不要なため、毎日営業しなくてはならない施設におすすめ
- 酸やアルカリ性洗剤やアルコールで拭き取ってもはがれない
エリア | 全国 |
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施工時間 | 20平米で1時間前後 |
対応時間 | 24時間365日 |
直後使用 | 可 |
などの抗菌に

引用元:エコキメラ公式HP
https://ecokimera.com/
- 施工方法
- 人による施工
- 暗い場所でも触媒反応を起こすため、光の入りにくい施設におすすめ
- 安全性にも配慮し試験を実施
エリア | 関東,関西,東海,長野,福岡 |
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施工時間 | ― |
対応時間 | 9:00-18:00(日曜除く) |
直後使用 | 48時間は乾燥期間が必要 |