抗菌コーティング施工会社選び方ガイド│FUENAIMON

幼稚園の感染症対策

こちらでは、幼稚園での感染症対策を充実させるためにおさえておきたいポイントを紹介しています。

手洗い

感染症対策としての適切な手洗いのための重要ポイントとして、次の3つがあげられます。

咳・くしゃみ

咳やくしゃみをするときには、口と鼻をティッシュペーパーでしっかりと覆うようにしましょう。使用したティッシュペーパーはゴミ箱に捨てます。また、手に唾液や鼻水が付着してしまった場合には、石鹸で洗い、流水下で流します。

飛沫感染する病原体は、不織布マスクを着用していれば感染の拡散をかなり防ぎやすくなるため、不織布マスクの着用を励行することが大切です。ただし、2歳未満である場合や障害がある場合などは、マスクを無理に着用することで窒息・誤嚥などのリスクが高まるため、注意が必要です。

嘔吐物や便の取り扱い

嘔吐物を片付ける際には、ゴーグル・ゴム手袋・マスクを着用し、使い捨てのペーパータオルなどでふき取るようにします。そして、拭き取ったものをそのまま捨てるのではなく、ビニール袋を二重にしたものに入れ、密封の上、廃棄する必要があります。

また、便を扱う際にも、慎重さが求められます。たとえば、おむつの排便処理を行うときは、使い捨て手袋を必ず着用しましょう。交換後のおむつはビニール袋に入れて密閉し、フタのある容器などに廃棄してください。最後に、石鹸を使ってしっかりと手を洗います。

参照元:【PDF】日本小児科学会「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説」 (https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20230531.pdf)

血液や体液の取り扱い

症状がみられなくても、血液や体液などにヒト免疫不全ウイルスやB・C 型肝炎ウイルスなどの病原体が含まれている場合もあります。万全を期すために「全ての血液や体液中には病原体が含まれている可能性がある」という考え方を持ち、防護なしでそれらに触ることのないよう慎重に取り扱いましょう。

たとえば、鼻出血・傷口などに触れるときには、必ず使い捨ての手袋を着用し、終了後にはしっかりと手を洗います。また、道具に血液が付着している場合も、手袋をつけて取り除きましょう。ペーパータオルで血液をふき取り、0.5%次亜塩素酸ナトリウムなどに 30 秒から2分間程度ひたし、その後、乾かしてください。

参照元:【PDF】日本小児科学会「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説」 (https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20230531.pdf)

園の清掃

床・壁・ドアなどは水拭きのみでOKですが、ドアノブ・手すり・ボタン・スイッチなど、手が頻繁に触れるものは、水拭きに加え、1 日 1 回の頻度でアルコール消毒をするようにしましょう。子どもが舐めるなどして唾液が付着しているおもちゃについては、洗浄の上、乾かします。そして、空気感染を防止するために、こまめな換気も実施します。

また、屋外の清掃については、蚊の産卵を減らすための対策も行っておきましょう。具体的には、植木鉢の皿や古いタイヤなどに水溜まりが生じないようにしたり、溝部分をキレイにして水流がスムーズになされるようにしておくなどの対策です。

参照元:【PDF】日本小児科学会「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説」 (https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20230531.pdf)

調理の管理

食材に病原体が混入してしまっている可能性を常に疑う意識が大切です。ですので、適切な環境下での保管のほか、衛生的な取り扱いや充分な加熱などが欠かせません

たとえば、乳児用調製粉乳を調乳する際には、70℃以上のお湯で行うことが大切です。また、調乳してから2時間以内に使わなかったものについては、廃棄するようにしましょう。調理従事者の手指衛生や体調管理も求められます。

参照元:【PDF】日本小児科学会「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説」 (https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20230531.pdf)

プールの濃度

プールの水質基準である「 0.4-1.0 ppm 」の塩素濃度を必ず守りましょう。低年齢の児童がしばしば使用するビニールの簡易ミニプール(ビニールプール等)に関しても、同様に塩素消毒を行います。

そして、プールを使用する前と使用した後のいずれも、シャワーなどでしっかりと身体を洗うことが大切です。特に、排泄がまだ自立していない乳幼児の場合は、プール使用前にお尻も洗います。その際、個別のタライを使うようにしましょう。

参照元:【PDF】日本小児科学会「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説」 (https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20230531.pdf)

野外活動では肌の露出を減らす

緑の多い木陰や藪など、蚊が発生しやすい条件がそろった場所で野外活動を行う際には、できるだけ肌の露出が少ない服装をすることが大切です。長袖・長ズボンなどの着用が推奨されます。

職員側の衛生管理

幼稚園のように集団生活をする施設においては、子どもだけでなく、スタッフが感染源となる可能性も充分にあります。そのため、スタッフの体調管理もしっかりと行わなくてはなりません。服装・頭髪・爪を清潔に保ち、また、胎児に影響を及ぼすことのある感染症が流行している時期には、妊娠中でワクチン未接種のスタッフを休ませるなどの配慮が求められます。

予防接種

感染症の一般的な予防方法としてワクチンに勝るものはない、という考え方をベースに、予防接種状況や罹患歴などを把握した上で、嘱託医などに相談することが大切です。予防接種を受けることで得られるメリットについてしっかりと説明し、接種を勧めるようにしましょう。

参照元:【PDF】日本小児科学会「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説」 (https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20230531.pdf)

抗菌コーティングでも園内の感染対策を

咳やくしゃみをする際の注意点や嘔吐物・便の取り扱い、調理やスイミングなどに関する重要ポイントなど、幼稚園では感染症対策を考える上ですべきことがたくさんあります。慎重さが求められるため、日々の業務負担もかなりのものになるでしょう。

そのような状況の中、抗菌コーティングを導入すれば、業務負担の軽減につなげることが可能になります。菌の増殖を抑える効果を比較的長期間キープできるところだけでなく、施工が人体に悪い影響を及ぼさないところも注目ポイントです。

おすすめ
抗菌コーティング会社3選

ここでは抗菌コーティングの施工業者の中で、特におすすめしたい企業を3社紹介します。
それぞれの抗菌コーティングや施工方法に違いがあるので、自社に適した企業を選んでくださいね。

クリニックや
学校、オフィス
などの抗菌に
デルフィーノ
デルフィーノ公式サイトキャプチャ

引用元:デルフィーノ公式HP
https://delfinocare.co.jp/

施工方法
噴霧装置による施工
特徴
  • 専用噴射剤により広範囲をカバーできるため、比較的広い公共施設におすすめ
  • 高さのある壁面から触れるものまでムラなく抗菌したい
エリア全国
施工時間約2時間で300平米を施工
対応時間24時間365日
直後使用
コーティング剤の成分
光触媒
プラチナ
ATMや美容室
などの抗菌に
ナノゾーン
ナノゾーン公式サイトキャプチャ

引用元:ナノゾーン公式HP
https://nanozone.jp/

施工方法
人による施工
特徴
  • 養生工事が不要なため、毎日営業しなくてはならない施設におすすめ
  • 酸やアルカリ性洗剤やアルコールで拭き取ってもはがれない
エリア全国
施工時間20平米で1時間前後
対応時間24時間365日
直後使用
コーティング剤の成分
光触媒
映画館や倉庫
などの抗菌に
エコキメラ
エコキメラ公式サイトキャプチャ

引用元:エコキメラ公式HP
https://ecokimera.com/

施工方法
人による施工
特徴
  • 暗い場所でも触媒反応を起こすため、光の入りにくい施設におすすめ
  • 安全性にも配慮し試験を実施
エリア関東,関西,東海,長野,福岡
施工時間
対応時間9:00-18:00(日曜除く)
直後使用48時間は乾燥期間が必要
コーティング剤の成分
無光触媒
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