飲食店の感染症対策
こちらでは、飲食店で感染症対策をおこなう際に役立つ情報を紹介しています。パーティションの設置などでお客さんの安全を守り、店内をできるだけ清潔な状態にし、かつ、換気も忘れずに行うようにしましょう。
パーティションの設置
パーティションなどを設置することで、座席と座席の間に充分なスペース確保するようにします。具体的には、店内の全ての座席にアクリル板やビニールカーテンなどのパーティションを設置し、座席間が1m以上空いている状態にしましょう。パーティションは、目を覆うくらいの高さより、さらにもう少し高くすることが望まれます。ただし、パーティションによって空気の流れが止まってしまわないよう注意する必要もあります。
手指消毒
お客さんに手指消毒をしっかりと行ってもらうことも重要です。店内入口に消毒設備を配置した上で、入店時にはスタッフがお客さんに呼びかけて手指消毒を促しましょう。
マスク着用の推奨
食事をしているとき以外には、マスクを着用するようお客さんに促すことも、忘れないようにしましょう。声掛け以外にも、掲示などで周知することをおすすめします。着用するマスクは不織布タイプのものが望ましいです。
換気の徹底
換気を徹底することも大切な感染症対策です。C02センサーなどを用いて、換気状況がどのようであるか、把握しておくことが求められます。
店舗が建築物衛生法の対象施設である場合は、法律が定める空気環境の調整についての基準をクリアしている必要があります。店舗が建築物衛生法の対象外施設である場合には、換気設備により、しっかりと必要換気量を確保しなくてはなりません。あるいは、30分間に1回の頻度でおよそ5分間にわたって2方向の窓を全開するなどして、充分に換気をしましょう。
従業員の感染症対策
出勤前に検温や体調確認をして、体調不良であると判断した場合には、飲食店への出勤を控えます。また、体調面に問題がなく通常通りに出勤した場合にも、マスクを正しく着用して業務をおこないましょう。そして、店内で人が多く触れる場所や物に触ったら、しっかりと手洗いや手指の消毒をすることが大切です。
休憩スペースでもマスクを着用し、対面での食事や会話をできるだけ避けるようにつとめます。換気も常時実施しましょう。そして、勤務中に着用していたユニフォームは、当該日業務終了後などに、こまめに洗濯することが重要です。
抗菌触媒を用いたコーティングでも対策できる
店内の清掃を徹底することも大切ですが、毎日のこととなると、どうしてもスタッフへの業務負担が大きくなります。とはいえ、衛生的な環境を保つことは大切です。そんなときに役立つ感染症対策のひとつとして、抗菌コーティングがあげられます。
コーティングを施す箇所や使用するコーティング剤などによって異なりますが、少なくとも1年間ほど、そして長ければ5年間にわたってウィルスや菌の増殖を抑えられる状態が維持されます。
おすすめ
抗菌コーティング会社3選
ここでは抗菌コーティングの施工業者の中で、特におすすめしたい企業を3社紹介します。
それぞれの抗菌コーティングや施工方法に違いがあるので、自社に適した企業を選んでくださいね。
学校、オフィス
などの抗菌に

引用元:デルフィーノ公式HP
https://delfinocare.co.jp/
- 施工方法
- 噴霧装置による施工
- 専用噴射剤により広範囲をカバーできるため、比較的広い公共施設におすすめ
- 高さのある壁面から触れるものまでムラなく抗菌したい
エリア | 全国 |
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施工時間 | 約2時間で300平米を施工 |
対応時間 | 24時間365日 |
直後使用 | 可 |
などの抗菌に

引用元:ナノゾーン公式HP
https://nanozone.jp/
- 施工方法
- 人による施工
- 養生工事が不要なため、毎日営業しなくてはならない施設におすすめ
- 酸やアルカリ性洗剤やアルコールで拭き取ってもはがれない
エリア | 全国 |
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施工時間 | 20平米で1時間前後 |
対応時間 | 24時間365日 |
直後使用 | 可 |
などの抗菌に

引用元:エコキメラ公式HP
https://ecokimera.com/
- 施工方法
- 人による施工
- 暗い場所でも触媒反応を起こすため、光の入りにくい施設におすすめ
- 安全性にも配慮し試験を実施
エリア | 関東,関西,東海,長野,福岡 |
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施工時間 | ― |
対応時間 | 9:00-18:00(日曜除く) |
直後使用 | 48時間は乾燥期間が必要 |