抗菌コーティング施工会社選び方ガイド│FUENAIMON

ジムのカビ対策

ジムは多くの方が激しく体を動かすため、汗や熱気が充満しやすく、カビが発生しやすい環境になりがちです。原因を知り、適切な対策をすることでカビの発生を防げます。ジムで考えておきたいカビ対策をチェックしてみてください。

換気

ジムは窓を開けて換気をするだけでも、カビが繁殖しにくくなります。激しい運動により、呼気や汗で熱気や湿気がこもりやすい場所です。適切な対策をしないと高い湿度が続くため、すぐにカビが繁殖しやすい環境になります。

窓の開放以外にも、エアコンや換気扇を使用して新鮮な空気を定期的に取り入れる対策が必要です。湿気の効率的な管理のための中央換気システムやモニタリングを通じて、二酸化炭素や湿度が基準値以上になると換気を強める自動制御システムも使ってみましょう。

除湿

除湿機の設置も必要です。湿度管理はカビ対策だけでなく、利用者が快適に過ごせる環境作りにも重要です。ただし、ジムという利用環境に対応できる除湿機の導入がポイントです。

ジムの規模や広さ、利用者の数などに応じたサイズや性能を選ばないと、期待通りの効果が得られません。設置場所もロッカールームやシャワールームなど、湿度が高くなりやすい場所への設置が有効です。また、稼働を続けると故障のリスクも増えるため、定期的なメンテナンスや掃除も求められます。

清掃やメンテナンス

汗や皮脂はカビの栄養源になるため、清掃をして衛生環境を保ってください。運動器具やマット、床は特に汚れやすいので、利用者が不快にならないよう定期的な清掃と洗浄をしましょう。

シャワーは水分が多く湯気も出ますし、更衣室も汗の染み込んだタオルや人の呼気で湿度が高くなりやすい場所です。適切な対策として、スタッフ全員の衛生面での意識を高めることや、抗菌コーティングを利用してカビが繁殖しにくい環境を作りましょう。

使ったタオルや衣類を放置させない

激しい運動をすれば汗をかきます。利用者はタオルで拭いますが、汗が全て消えるわけではありません。汗が染み込んだタオルや衣服を放置した更衣室は、湿度が高まりカビが繁殖しやすい環境になります。

利用者への注意喚起と併せて、スタッフが定期的に見回り、放置された汗まみれの衣服やタオルがないかチェックしましょう。

カビが発生しやすい場所を把握しておく

効率的なカビ対策の基本は、事前に発生しやすい場所を特定しておくことです。カビは湿度が高く通気性が悪い場所を好みます。ロッカールーム、シャワールームや更衣室、スタジオやプールの床などは、発生しやすい場所です。

ロッカールームや更衣室に汗塗れの衣類を放置し、換気をしないとすぐカビだらけになるでしょう。スタジオやプール周りの床も、汗や湿度によりカビが発生しやすいくなります。他にも発生しやすいと感じた場所は、特に定期的なチェックと清掃と換気を心がけてください。

カビが起こす健康被害

カビは見た目の悪さだけでなく、アレルギー、呼吸器系、シックハウス症候群などの発生リスクが高まります。

アレルギー症状

呼吸時に吸い込むと、鼻水や鼻づまり、くしゃみをはじめ、目のかゆみや充血といったアレルギー症状が出ます。吸い込まなくても、肌に付着すれば皮膚炎や湿疹が発生するかもしれません。

ぜんそく持ちの方は発作が発生するケースもあります。「あそこのジムに行くとぜんそく発作が起きた、くしゃみが多くなる、湿疹が出た」と噂になれば、客足が遠のいてしまうでしょう。

呼吸器系の疾患リスク

呼吸器系疾患を引き起こすだけでなく、すでに疾患を持っている方の場合は悪化リスクがあります。カビの胞子は小さすぎるため、意識して吸い込まないようにしてもあまり意味はありません。

呼吸困難や咳、痰の増加だけでなく、慢性気管支炎や肺炎なども引き起こす可能性があります。長期間カビを吸い込み続けると免疫に悪影響が出て、肺がボロボロになるリスクもあります。利用者に限らず、スタッフの健康という点でも対策をしっかり実行しましょう。

シックハウス症候群

カビはシックハウス症候群を引き起こす要因の一つです。カビ胞子を吸い込むだけでなく、VOC(揮発性有機化合物)も注意し対策しなければいけません。カビの分解時に発生するVOCは、さまざまな症状を引き起こします。

喉の刺激、頭痛やめまい、疲れやすさ、集中力の低下、記憶障害などを引き起こす場合があります。利用者から多数のシックハウス症候群が出て、原因がジムのカビだと判明すれば、客足は減ってしまうでしょう。結果として経営が深刻な状況に陥ります。

抗菌コーティングで防カビも期待できる

カビ対策を徹底して行いたいなら、抗菌コーティングも選択肢に入れてみてください。抗菌は菌の繁殖を抑制することで、発生しにくい環境にできます。ジム全体のカビ対策を考えるなら、抗菌コーティングは有効な方法の一つです。

抗菌コーティングには、光触媒の酸化チタンや銀、プラチナのような抗菌触媒が使われます。施設の規模や使用環境に応じて異なりますが、一般的に長期間効果が持続するのもポイントです。除菌スプレーやアルコールで毎日、隅から隅まで徹底除菌するよりも、効率的にカビの発生と繁殖対策ができるでしょう。

おすすめ
抗菌コーティング会社3選

ここでは抗菌コーティングの施工業者の中で、特におすすめしたい企業を3社紹介します。
それぞれの抗菌コーティングや施工方法に違いがあるので、自社に適した企業を選んでくださいね。

クリニックや
学校、オフィス
などの抗菌に
デルフィーノ
デルフィーノ公式サイトキャプチャ

引用元:デルフィーノ公式HP
https://delfinocare.co.jp/

施工方法
噴霧装置による施工
特徴
  • 専用噴射剤により広範囲をカバーできるため、比較的広い公共施設におすすめ
  • 高さのある壁面から触れるものまでムラなく抗菌したい
エリア全国
施工時間約2時間で300平米を施工
対応時間24時間365日
直後使用
コーティング剤の成分
光触媒
プラチナ
ATMや美容室
などの抗菌に
ナノゾーン
ナノゾーン公式サイトキャプチャ

引用元:ナノゾーン公式HP
https://nanozone.jp/

施工方法
人による施工
特徴
  • 養生工事が不要なため、毎日営業しなくてはならない施設におすすめ
  • 酸やアルカリ性洗剤やアルコールで拭き取ってもはがれない
エリア全国
施工時間20平米で1時間前後
対応時間24時間365日
直後使用
コーティング剤の成分
光触媒
映画館や倉庫
などの抗菌に
エコキメラ
エコキメラ公式サイトキャプチャ

引用元:エコキメラ公式HP
https://ecokimera.com/

施工方法
人による施工
特徴
  • 暗い場所でも触媒反応を起こすため、光の入りにくい施設におすすめ
  • 安全性にも配慮し試験を実施
エリア関東,関西,東海,長野,福岡
施工時間
対応時間9:00-18:00(日曜除く)
直後使用48時間は乾燥期間が必要
コーティング剤の成分
無光触媒
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