ペットショップの消臭対策
ペットショップは消臭対策が必須です。動物がたくさんいるとどうしても臭いは出てしまいますが、放置してしまうとお客さんが不快に感じてしまいます。衛生面は大丈夫なのか?と疑われてしまうと、客足が遠のく原因になるため対策しておきましょう。
臭いは別の場所にも広がる
ペットショップで実際に行われた臭い対策の事例です。400~500頭の動物が飼育されている状態でした。飼育ケージの清掃は1日3回ペースで衛生環境を保っていましたが、他のテナントへの影響を考えた上で換気効率向上の対策が実施されています。
行われた対策
天井に設置した全面開放している2箇所の換気扇について、天井から1/3の上部を透明フィルムで防ぐことで開放面を小さくすることで臭気漏れ対策をしました。臭気効率アップのため、換気装置を4基増やして強化しています。
店舗からの排気は、芳香剤を噴霧後に実施して他店舗への影響を食い止められています。消臭剤は動物の健康に影響が出ないよう、成分には細心の注意が必要です。安全性を考慮した天然由来成分の自然蒸散型消臭剤を採用し、店舗内に設置しました。
参照元:ペットショップ(換気効率の向上による臭気漏えい防止)(https://www.env.go.jp/content/900397566.pdf)
その他の対策事例
他にもペットショップで臭い対策をした事例があります。自らのペットショップの状況に合った事例なら参考にしてみてください。
空気清浄機を複数設置
ホームセンター内の犬猫コーナーの事例です。約50頭の犬と猫の臭いに対し、清掃、換気、消臭剤や消臭スプレー、オゾン噴霧を徹底していましたが十分な効果を得られていないと感じる結果でした。
対策として計8台のプラズマクラスター空気清浄機を導入。テスト導入時、スタッフも感じていた朝一番の臭いが大きく減少しました。本格導入以降、独特の臭いが大きく減少しました。プラズマクラスターは消臭のための薬剤を噴霧するものでもありません。動物や人間への影響もない安全性の高い対策です。
臭いについて、来客者からの指摘もなくなりました。臭いがないという点は他店との差別化にもなり、増客増益につながっています。また、成功により他店舗でもプラズマクラスター空気清浄機の採用が決まりました。
参照元:シャープ商品 導入事例(https://jp.sharp/business/case/pci/pdf/pci_detail_107.pdf)
抗菌コーティングでも臭い対策はできる
ペットショップの臭い対策として、空気清浄機は有効な対策ですが、数ある中の1つでしかありません。他にも根本的な原因から臭い対策ができる抗菌コーティングもあります。
抗菌コーティングは、ウイルスや菌の増殖を抑制し、その環境を維持できるのが大きなメリットです。
施工箇所やコーティング剤で多少違いはありますが、一般的に1年~5年保ちます。酸化チタンや光触媒や銀イオンは安全性が高いため、ペットショップの動物たちへの影響も心配ありません。
おすすめ
抗菌コーティング会社3選
ここでは抗菌コーティングの施工業者の中で、特におすすめしたい企業を3社紹介します。
それぞれの抗菌コーティングや施工方法に違いがあるので、自社に適した企業を選んでくださいね。
学校、オフィス
などの抗菌に

引用元:デルフィーノ公式HP
https://delfinocare.co.jp/
- 施工方法
- 噴霧装置による施工
- 専用噴射剤により広範囲をカバーできるため、比較的広い公共施設におすすめ
- 高さのある壁面から触れるものまでムラなく抗菌したい
エリア | 全国 |
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施工時間 | 約2時間で300平米を施工 |
対応時間 | 24時間365日 |
直後使用 | 可 |
などの抗菌に

引用元:ナノゾーン公式HP
https://nanozone.jp/
- 施工方法
- 人による施工
- 養生工事が不要なため、毎日営業しなくてはならない施設におすすめ
- 酸やアルカリ性洗剤やアルコールで拭き取ってもはがれない
エリア | 全国 |
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施工時間 | 20平米で1時間前後 |
対応時間 | 24時間365日 |
直後使用 | 可 |
などの抗菌に

引用元:エコキメラ公式HP
https://ecokimera.com/
- 施工方法
- 人による施工
- 暗い場所でも触媒反応を起こすため、光の入りにくい施設におすすめ
- 安全性にも配慮し試験を実施
エリア | 関東,関西,東海,長野,福岡 |
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施工時間 | ― |
対応時間 | 9:00-18:00(日曜除く) |
直後使用 | 48時間は乾燥期間が必要 |